あなたは初ラウンドで、みんなの視線を一同に集めながら、平常心で朝一のティーショットを打つことができますか?
「みんなに注目されて、手、足が震えてる...」
「頭が真っ白でどうスイングしたらいいのかもわからなくなった...」
「逃げ出したい...」
おそらくこのような感情に打ちのめされるでしょう...
初めての方よりも、もしかしたら2回目、3回目と行けば行くほどより緊張で手が震えてしまっている方のほうが多いかもしれません...
ゴルフで最も大切で、且つ最もコントロールしにくい事
それは、実は技術の積み上げではなく、
ココロの問題、メンタルの部分をどうコントロールしていくかなんです。
でも大丈夫です。
秘策はあります!!
今回はそのゴルフのメンタルの捉え方についてお話します。
ごきげんよう!ゴルフ始めて3か月未満のあなたに、ゴルフメンタルについて理解していただきたい!アマチュアゴルファーで治療家のかんです
手が震えてしまうほど、ゴルフは感情の変化で大きく身体に影響を及ぼすスポーツ。
良くも悪くも、この感情のコントロールを、いかにうまく操っていくかが最大のカギとなるスポーツでもあるのです。
ゴルフ始めて3ヶ月のゴルファー
ラウンド未経験のゴルファー
ラウンドで感情のコントロールがうまくできないゴルファー
緊張と上手く向き合っていきたいゴルファー
感情をコントロールして、緊張をエネルギーに変えたいゴルファー
リラックスを生む5つの習慣
メンタルを左右する自律神経について
ラウンド中の心の在り方
ゴルフに最も必要なメンタルの状態
では早速ゴルフに超大事なメンタルの向き合い方についてお話します。
Table of Contents
ゴルフは交感神経優位ではなく、副交感神経優位の方が上手くいく?
これがもしかしたら本質的な答えになるかもしれません。
?
ちょっと難しいと感じているかと思いますので、わかりやすく説明します。
自律神経について簡単に。
交感神経が優位に働いているとき
- 活動時
- 緊張時
- ストレスを感じる
副交感神経が優位に働いているとき
- 休憩しているとき
- 身体の回復時
- リラックスしているとき
ゴルフは体を使って、クラブをそこそこ力を使って振り回していますが、ではなぜ副交感神経が優位な方がいいのか?
交感神経優位だと力みやすくなる
ゴルフも他のスポーツ同様、一見活動的に力強くスイングして、活発に各ホール回っていくようにも見えます。
しかしゴルフは、交感神経優位で進めてしまい過ぎると、とんでもないことになってしまう恐れがあるのです。
ここにゴルフとメンタルを結びつける、非常に重要な答えが隠されているので、しっかり理解だけはしておきたいポイントになるでしょう。
実際メンタルコントロールは非常に難しい分野ですので、まずは知ることだけでオッケーです。
ではどんなとんでもないことが起こり得るのか...
交感神経優位になり過ぎていると...
- 心拍数が高くなり、血管が細く収縮する
- 筋肉が収縮し、体の末端に力が入りやすくなる
- 興奮状態が続いてしまい、イライラしやすくなる
- 冷静さが失われる
- 身体の反応リズムが早くなる
この身体の反応がゴルフスイングに影響するとどうなるのか
- スイングに余計な力みが出る
- ミスショットに対して、更なるイライラがつのる
- 冷静な判断が出来なくなり、更に力んだり、無理なショットを打とうとしてしまう
- スイングリズム、更には歩き方まで早くなってしまう
これでは結果が良くないのは、想像がつきますね。
ゴルフではこのような身体の反応、感情とは真逆の反応にならなければいけません。
要はこの反対の反応が出る、副交感神経優位な感情を働かさせなければならないのです。
(正確には交感神経と副交感神経のバランスが、ピッタリ同じレベルが良いとされています)
なので、最低限ラウンド中は無駄に走ったり、慌てたりしない方がいいのです。
なぜなら心拍数を上げてしまうと、交感神経が活発になり過ぎるので、結果的にリラックスした状態が保てなくなります。
ボールを探す際も、できる限りゆっくり急ぐことを心掛けていかなければならないのです。
なぜならば、急ぐと交感神経が優位になってしまうからです。
ラウンド中のプレーファーストは、意識しなければなりませんが、なるべく焦らず自律神経が乱れない行動で行うことが求められます。
こちらの記事も参考にしてください。
プレーファーストについて解説しています。
ツアープロの横田真一YouTubeチャンネルで自津神経について解説しています
自律神経とゴルフの関係性について、横田真一プロが解説している回がとっても参考になるので、是非観てみてください。
ツアープロはいつでも厳しいギリギリの戦いで、メンタルをすり減らしています。
そんなプロの教えは、ゴルフ上達においてとてつもない財産になるでしょう。
おススメです。
僕がゴルフ上達のために、とっても参考にさせて頂いているチャンネルです。
僕からしたら神回ばかりで、ゴルフ上達のヒントが満載です。
横田真一チャンネルはこちら。
副交感神経を働かせるには?
眠っている間やリラックスしている間に活発になる副交感神経。
ではどのようにして副交感神経優位な状況を作っていくのか?
まずは副交感神経の役割を見てみます。
・脳血管を拡張させる
・瞳孔を収縮させる
・気管支を収縮させる
・心拍数を減らす
・消化を促進する
・排便・排尿を促進する
これ以外にも人体にとってさまざまな役割を担っていますが、副交感神経は基本的にはゆっくりしているときに、活動が活発になっていきます。
副交感神経のスイッチが入るタイミング
では次に副交感神経のスイッチがONになるタイミングです。
- 眠っているとき
- リラックスしていると
- 食後の時間
- 癒しを感じるとき
日常生活では、主に夕方から夜にかけての行動が、副交感神経を働かせる状況が多いことがわかります。
どれも落ち着いている状況で、副交感神経は優位になりやすいんですね
副交感神経を優位にさせる習慣
日常生活で行うとリラックスを生む、副交感神経を優位にさせる習慣をまとめてみました。
ゴルフに欠かせないとされる、リラックスした状態を作り出すための方法を普段から習慣づけておけば、ゴルフにおいてもしっかり副交感神経優位な状況に持ち込めるでしょう。
- 朝起きて日光を浴びる
- 朝目覚めた、コップ一杯の水を飲む
- 心地の良い音楽を聴く
- 時々深く深呼吸をする
- 柔軟体操をする(ストレッチ)
このように朝からリズム良く、一日の流れをゆったりこなしていくことで、一日とてもいいレベルで自律神経が整いやすくなっていくでしょう。
まず朝起きたら、カーテンを開け、太陽の日差しを体に浴びせることで、体の目覚めを作っていくところからスタートです。
これをすることで、完全に体が起きたことを認知するのです。
曇りの日、雨の日も同じようにカーテンを開けることで、同じ反応は出ますので、必ず習慣づけていきたいです。
次に
朝起きたら、コップ一杯の水を体内に入れましょう。
朝一番でお水を胃腸に送り込むことで、腸を目覚めさす働きが生れ、自律神経を整えやすくしていきます。
水を日々しっかり補給していくことは、健康面にも直結しますので、是非いいお水を体に流し込んでいきたいです。
僕も飲んでるケイ素含有量が豊富なお水の記事も参考にしてください。
ゴクゴク飲めます。
特段ココが美味しいっていえませんが...
シリカ(ケイ素)のミネラル分がかなり豊富に含まれているので、身体のミネラル補給にはありがたいです。
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心地の良い音楽を聴くことも心のゆとりが生れます。
普段音楽を聴かない方でも、ゆったりとした曲がかかっているカフェなんかで、心の癒しを感じた経験があるのではないでしょうか。
自律神経の調節は、耳から聞こえてくる音によっても左右されますので、普段からリラックスしやすい音楽を流しながら過ごすのも、副交感神経をコントロールしやすくなる方法の一つになります。
そして
普段から時々深呼吸をする習慣もつけておくのも良いです。
どうしても忙しい日々を送っていると、呼吸が速くなり交感神経が優位になりがちです。
意識的に普段から深呼吸をする癖をつけておくことも、自律神経の調整をするうえで、大切な要素になります。
ため息なんかも、副交感神経を優位に働かせる方法とも言われています。
一般的には「ため息なんかはつくもんじゃない!」
って言われますが、
身体にとってはとても良い行為なんです。
リラックスを生むのですから。
最後は
ストレッチを毎日少しでもいいからやっておく、
これはやってみるとわかるのですが、とても呼吸が深くなります。
これによって、副交感神経が優位に働き、リラックス状態をとても作りやすくなります。
身体のケガの予防にもなりますし、柔軟性が生まれると体も疲れにくくなりますので、是非取り入れていきたい習慣になります。
ストレッチ店を利用するのもいいですね。
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ゴルフで副交感神経を優位にさせるには?
ではこの副交感神経を優位にさせる方法を、ゴルフで活かすにはどうしたらいいのか解説します。
10時スタートの場合
時間に余裕をもって早めに起きて太陽の日差しを浴びる
コップ一杯の水を飲んで、内臓機能を目覚めさせる
実際にとあるプロゴルファーの方が、ラウンド前の車で聞く音楽を、あえてリズムのゆったりとした曲を聴いていると言っていました。
速いテンポの音楽を聴いてしまうと、ゴルフのスイングリズムが早くなってしまうそうです。
とても興味深く、面白いお話です。
これは交感神経がラウンド前から高ぶってしまうことで、ラウンドが始まってもそのまま交感神経優位な状態で体が反応してしまうということが言えます。
ラウンド前からすでに、心の準備はしっかり整えておかないといけないということなのでしょう。
ゴルフ場には時間ギリギリで到着するのではなく、時間に余裕を持った行動が自律神経を安定させる大きな方法の一つです。
間に合うかドキドキしながら向かってしまうと、交感神経優位な状態を落ち着かせることに、非常に時間がかかってしまいます。
おそらく朝一ティーショットは、リラックスして打てないでしょう...
必ず余裕をもってゴルフ場に向かうようにしてください。
ローカールーム等でゆっくり深呼吸しながら、ストレッチをしておくと良いです。
体が良く伸び、スイングもスムーズになりやすいです。
ここまで一連の流れができれば、かなりリラックスした状態をキープできるかと思います。
ラウンド中はなるべく走らず、慌てずゆっくりリラックスした状態が続くように、体は動かしているけど、心はとてもスローな気持ちを意識するといいです。
どうしてもミスショットや、プレーファーストを意識することで、焦った行動になりがちです。
バンカーから何回も出なければ、確実に興奮状態にさせられますよね...
あの感覚になってしまうとゴルフは上手くいきません。
慌てないことを肝に銘じてプレーしよう!
ラウンド中のメンタルについては、こちらの記事も参考にしてください
まずは朝一のティーショットを攻略するために、ゴルフ場に向かう時からもう準備は整えておかなければいけません。
ゆとりを持った行動
リラックスした感情
これこそが、朝一のティーショットを成功させる秘訣になっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴルフは、自律神経系をつかさどっている2つの神経の内、交感神経優位ではなく、むしろ副交感神経を優位に働かせ続けたほうが良い結果が出やすいのです。
理想は交感神経、副交感神経を共に同レベルで上がっている状態(いわいるゾーン)が、一番力を発揮すると言われております。
どのスポーツにおいてもです。
その中でもゴルフは非常にメンタルが及ぼす影響が強いスポーツとされています。
なので副交感神経をより強く意識した行動が求められそうです。
- 朝早めに準備
- コップ一杯の水を飲む
- 走らない
- 急がない
- ギリギリの行動をしない
- 深呼吸
- ストレッチ
これを意識してラウンド中ストレッチでもしながら、ゆっくり思考を動かしていく事が、ゴルフ上達への近道ではないでしょうか。
是非実行してみてください!
それではこのへんで!
素晴らしいゴルフライフを!
バイバイ!
宮里藍プロも実践したとされる、ビジョン54の哲学でゴルフの考え方も勉強してみよう。
メンタルトレーニングのバイブル本になるでしょう。
僕も参考になったおすすめの一冊です。