【ゴルフで必要な筋肉】ゴルフで使う筋肉はどれだ!?ゴルフ筋を理解して、飛距離を伸ばそう!

人間の筋肉は大小600を超える筋肉が存在します。

骨格筋心筋平滑筋の3つの種類に分けられています。

その中で運動に使う筋肉は骨格筋になりますが、全体の40パーセントを占めており、その数約400個存在します。

そして

その400個の内、ゴルフでメインとなって使う筋肉は、だいたい15~20個の筋肉を特に使っていきます。

かん
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ごきげんよう!どこの筋肉を使うかが理解できれば、正しいスイング作りのヒントにもなる!アマチュアゴルファーで治療家のかんです

では早速ゴルフスイングに特段必要な筋肉を、みていきましょう。

ゴルフスイングに必要な筋肉

使う筋肉が解れば、その部分の筋肉を意識していけば、スイングのヒントが生まれやすいです。

逆にその筋肉が使われていないと、間違った体の使い方をしているとも言えるでしょう。

ゴルフは何事も下半身から!!

ということで足からいきます。

まずはザックリ足底筋群

足の裏にが10個の筋肉がついていますが、「ゴルフは足の裏でスイングしろ!」というプロもいるほど、足裏の筋肉は重要です。

しっかりその場で回転運動をするのに、まずは足裏の踏ん張りがないと体幹を維持できません。

短母趾屈筋(たんぼしくっきん)」「短小趾屈筋(たんしょうしくっきん)」「母趾外転筋(ぼしがいてんきん)」「小趾外転勤(しょうしがいてんきん)」「足底方形筋(そくていほうけいきん)」「虫様筋(ちゅうようきん)」など、数多くの筋肉によって複雑に構成されています。

次に

内転筋群

内転筋は、5個の筋肉で構成されており、これらの筋肉は細く、力はあまり強くありません。

しかしゴルフスイングでは、この内転筋をしっかり使っていく意識が必要になってきます。

どちらかというと、全体的に内側の筋肉を使っている事が、ゴルフにおいては多いです。

ハムストリングス

ももたの裏側の筋肉になります。

ハムストリングスは、「大腿二頭筋(だいたいにとうきん)」、「半腱様筋(はんけんようきん)」、「半膜様筋(はんまくようきん)」の3つの筋肉で構成されています。

ハムストリングスは大きな筋肉なので、ゴルフスイングにおいて、下半身リードをする回転の動き、軸を保つ上でもとても大切な筋肉になります。

お尻の筋肉

お尻の筋肉は「臀筋群(でんきんぐん)」と言い、いくつもの筋肉で構成されています。

この殿筋群の筋肉も、ゴルフでは重要な筋肉になります。

上記画像以外に、深部に小殿筋梨状筋、などいくつか小さい臀部を構成する筋肉がついています。

よくゴルフスイングでは、お尻を意識して回転動作につなげることは言われますね。

腸腰筋。

腹筋の奥、股関節まわりに走行しているのが「腸腰筋」になります。腸腰筋は2つの筋肉から成り立っており、「大腰筋(だいようきん)」と「腸骨筋(ちょうこつきん)」から成り立っています。

いわゆる体幹部の一番深い、深部筋になります。

一般的にインナーマッスル体幹の筋肉と呼ばれています。

ゴルフスイングにおいて、股関節を外に捻る(外旋)動作の際に使われます。

一番深い深部筋になり、体幹の軸を安定させるために欠かせない筋肉になります。

腹直筋

6つに割れた腹筋・シックスパックや割れた腹筋は、この「腹直筋」を指します。

主に体幹部を前に曲げるとき(背中を丸めるとき)に力を発揮します。

また、重い物を押すときなど、カラダを安定させるよう力を発揮している筋肉です。

ゴルフスイングにおいて、この腹直筋は回転運動を安定させるために、欠かせない筋肉になります。

軸の維持に非常に使われる筋肉です。

腹斜筋

表層の「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」と、中~深層の「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」があります。

ここの筋肉は腹筋の両サイドについている筋肉で、ゴルフではバックスイング時とダウンスイング時に、特段発揮される筋肉です。

回転のねじりの中で使われるので、柔軟性も必要になってくる筋肉と言えるでしょう。

筋肉には柔軟性が生まれると、より大きな力が発揮できます。

常に緩く伸ばしやすい状態を保つことも、特にゴルフのような回転を必要とする動きには、欠かせないものになってきます。

自分の体をストレッチさせよう!

ということで、ストレッチ店に足を運んでみるのもおすすめです。

全国に店舗があるこちらのサービスを利用するのもいいかと思います。

背中の筋肉。

いくつか複数の筋肉で構成されています。

広背筋(こうはいきん)」、背骨の両脇に走行している「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」、首から背中の真ん中あたりまで走行している「僧帽筋(そうぼうきん)」が主に使う筋肉になります。

ゴルフスイング時、脊柱起立筋は軸の安定に必要で、広背筋は後ろに引っ張る力に使われるので、特にダウンスイング時、左の広背筋は強く使われるでしょう。

僧帽筋も背中の筋肉が使われれば、同じように作動するので、しっかり使われる筋肉になります。

大胸筋。

そして上半身の前面側の大胸筋は、ゴルフでは腕を使ってボールを打っていきますので、当然使われます。

上腕二頭筋、上腕三頭筋

上腕二頭筋はポパイがよくやるポーズで出てくる筋肉です。

上腕の前側の筋肉ですね。

上腕三頭筋は反対の後ろ側に付いている筋肉になります。

腕の回転運動を支持するために、使われます。

実際は体幹の筋肉の回転エネルギーの方が、強く使われるので、ナチュラルに使われている感覚ではないでしょうか。

以上の筋肉がゴルフスイングにおいて、特段必要で強く使われる筋肉になります。

ゴルフスイングは足裏の筋肉から作動する!

主に使われる筋肉が理解できたところで、実際のゴルフスイングにおいて、どのような形で使われていくのかを整理してみましょう。

筋肉の使われ方、作動していく順序が解れば、スイングづくりの大きなヒントになるかと思いますので、絶対に抑えておきたいポイントになります。

僕はプロゴルファーではないので、スイングの正解をお伝えすることはできませんが、筋肉の使われ方については、治療家の知識の元、正しい身体の使い方をお伝えします。

是非参考にしてください。

まず

アドレスから

足底筋が作動して初めてテイクバックの初動はスタートします。

  1. 足底筋
  2. 下半身の筋肉(主に内転筋群)、ハムストリングス
  3. 骨盤お尻の筋肉
  4. 腸腰筋、腹斜筋
  5. 背中の筋肉
  6. 大胸筋
  7. 上腕二頭筋、上腕三頭筋
  8. 前腕の筋肉
  9. 手元からクラブヘッド

このように、筋肉の回転エネルギーは足裏から始まり、下半身、上半身へと伝わり、最後は腕から手元、クラブへ伝わっていきます。

このエネルギーの順序が狂うと、スイングの遠心力は失われてしまいます。

細かくゴルフスイングに置き換えるとこうです。

アドレスからトップに行くまで、足裏から先ほどのリストの順に、腕にかけ回転エネルギーが蓄えられていきます。

そして

トップからも

足裏から切り返しのエネルギーは始まり、フィニッシュまでに下半身、上半身、腕、手元、クラブの順にエネルギーは伝わっていき、最後は開放されていくのです。

この順序が狂ってしまうと、ゴルフスイングにおいては、手打ちの原因になったり、力んでしまうことで、筋肉の一連の流れがストップしてしまい、結果クラブをスムーズに回していく事が出来なくなるのです。

スイングの遠心力についての記事も参考にしてください。

中心軸を意識して筋肉を作動させていく

ゴルフスイングにおいて、忘れてはならないのは、中心軸をしっかり意識して、身体を回転させていく事。

この中心軸を維持しながらクラブを回すという意識をもって練習に打ち込むと、おのずと使われる筋肉が感覚的にわかってくるはずです。

  • コマのイメージ
  • 振り子のイメージ
  • フィギュアスケートの回転ジャンプのイメージ
  • ハンマー投げのイメージ

こんなイメージを持つと、より中心軸の大切さが、なんとなくでもわかるのではないでしょうか。

どれも軸がブレたら回転はズレてしまいます。

この軸をブラさない、安定させるための筋肉を意識してみてください。

おのずと体幹部の筋肉が作動するでしょう。

足裏の足底筋群、下半身は内転筋、骨盤部はお尻の殿筋群腹筋、深部の腸腰筋が軸をブラさないために頑張ってくれる筋肉です。

そして筋肉の連動は、下から上に向かって順序良く作動させなければいけません。

ゴルフスイングも極端に言うと、真上にジャンプするような、筋肉の使い方が必要になってくるのです。

なので

必ず足裏からしっかり地面を踏んで、エネルギーを生みだしていかなければなりません。

筋肉は柔軟性を感じないと作動しにくい

スイングの一連の動作の中で、筋肉が順序良く使われていく感覚を掴みやすくするためには、各それぞれの筋肉の柔軟性を感じることが、重要だと感じています。

筋肉が固まっている状態だと、回転運動にとって筋肉がうまく作動しにくく、しなやかな回転動作が取りづらくなってしまいます。

まずは自分の身体の筋肉に、しっかりと柔軟性をつけるために、毎日ストレッチをする習慣をつけておくとよいでしょう。

身体のストレッチを重ねることで、全身の柔軟性が生れ、スイングをしなやかに変化させやすくなります。

スイング中に筋肉の柔軟性をしっかり感じながらスイング出来てくると、非常に綺麗な回転動作に繋がっていくのではないでしょうか。

まずはお家でストレッチを始めてみてください。

こちらの記事で、ストレッチの方法を解説しています。

そして、

どうしても自分では完全にストレッチしきれないポイントもありますので、そんな時は僕もおススメするストレッチ店にてプロの手で一度全身伸ばしてもらってください。

全国に店舗があり利用しやすいので、ストレッチの重要性を感じてほしいです。

こちらの記事を参考にしてください。

体験が半額です♪

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はゴルフに特段使われる筋肉についてお話ししました。

スイング中の筋肉の使い方をしっかりと理解することで、効率の良い正しいスイング作りのヒントにきっとなるでしょう。

まずは足裏の筋肉からしっかり感じながら、スイングをしてみてください。

そして筋肉の柔軟性をしっかりつけておくことで、スイング時にしなやかな感覚を感じ、よりスイング作りの大きなヒントになっていくでしょう。

ゴルフ筋のストレッチを毎日5分でもいいので、始めてみましょう!

それではこのへんで!

素晴らしいゴルフライフを!

バイバイ!

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