ゴルフでまず決めなければいけない事。
それは正しいアドレスで構える事。
これが出来て初めて、身体は動かしたい方向に自由に動かすことができます。
逆に言えば、これが決まっていないとどんなに他の部分の意識をしていても、正しい綺麗なスイングは望めません。
正しいアドレスを作るうえで、とっても重要で意外と見落としがちな両足の向きについてお話します。
両足先の向きがどれだけスイングにとって重要なのか、がっちりフォーカスしていきます。
ごきげんよう!左足はターゲットに向かって4分の1向き!右足は飛球線に対し直角!アマチュアゴルファーで治療家のかんです。
アドレスからインパクトまで、スイングに対する両足の役割を深堀していきます!
Table of Contents
右足の向きは飛球線に対して垂直が理想。
ベン・ホーガン
1938年から1959年の間トーナメントプレーヤーとして第二次世界大戦中の中や、自身の自動車事故で中断した時期もありながら、64勝を挙げている超一流ゴルファー。
現在の男子メジャーの優勝記録でも、未だに4位という、実に9勝を挙げ記録に残され続けている。
男子メジャー選手権優勝記録 | ||
---|---|---|
順位 | 優勝回数 | 選手名 |
1位 | 18勝 | ジャック・ニクラス |
2位 | 15勝 | タイガー・ウッズ * |
3位 | 11勝 | ウォルター・ヘーゲン |
4位 | 9勝 | ベン・ホーガン | ゲーリー・プレーヤー |
6位 | 8勝 | トム・ワトソン * |
7位 | 7勝 | ハリー・バードン| ボビー・ジョーンズ | ジーン・サラゼン | サム・スニード | アーノルド・パーマー |
* は現役選手 |
そんなベン・ホーガンが彼自身のゴルフ理論で、絶対的基本の中に両足の向きについて解説しています。
超重要
左足先の向きはターゲットに向かって4分の1向けて、
右足先の向きは、飛球線に対して垂直(直角)がいいと言っているのです。
僕のバイブル本。これは外せない。
動画より言葉でしか伝わらないことがある。
左足の向きはターゲットに向かって4分の1向ける
左足についても考えていきます。
ベン・ホーガンのゴルフ理論を参考に考察していきます。
基本のアドレスでは、先ほども言っているように、右足は飛球線に対して垂直。
そして左足に関しては飛球線に対して外側に4分の1向けた状態が理想とされております。
角度で表すと22度ターゲット方向に向いています。
プロゴルファーからすると、足のスタンスを見ただけで正確に何処を狙っているかが解るそうです。
逆に言えばこの基本のスタンスが取れていないと(例えば両足を外側に向けているゴルファー)、プロから見てもこの人は何処に打っていくつもりなのかと、見当がつかなくなるそうです。
見た目で左打ちなのか、右打ちなのかすらもわからないようなスタンスは、プロからみても不安なスタンスに感じるようです。
要はパット見て、そのゴルファーが何処に打っていきそうなのかが、明確にわかるスタンスが必要なのでしょう。
右足をターゲットに対して垂直、左足を4分の1外側に向ける訳
ではその右足、左足の持つ本当の意味、役割りを考えていきます。
まずこの基本の両足のスタンスで実際にバックスイングを取ってみると、スイング始動から筋肉の動きを感じ、スイングをコントロールするのが、はるかに楽になっていることがはっきり体感できるのではないでしょうか。
まずは素振りで試してみましょう。
素振りをするなら、クラブもいいけどこれがおすすめです。
多くのゴルファーがキャディーバッグに忍ばせています♪
ラウンド前の朝の素振りにも最適です。
野球のスイングも同じ回転エネルギーがかかっています。
イメージ作りの参考に。
やはり左足はターゲットに向かっています。
おそらくその方が力が逃げずに回しやすいのでしょう。
全員同じスタンスです。
練習場で試してみてください。
正しいスタンスは、適正な範囲内で腰をできるだけ大きく回転することを可能にし、その一方で腰の回転が過剰になるのを防ぐ機能も同時に果たしているのです。
あなたも感じたことはありませんか?
腰ってどこまで回転させたらいいのか?
この答えがまさに両足のスタンスの向きに隠されているです。
では基本スタンスのルールを無視して、左足を4分の1外側に向けずに、ターゲットに対し垂直にしてバックスイングするとどうでしょうか。
腰は正規の状態よりも右かつ後方に寄った位置から回転を始めるため、望ましい回転の限度をはるかに超えた地点まで動いてしまうことに気づくはずです。
更に、右足もターゲットに対して垂直ではなく、右に開いたスタンスの場合も腰は回り過ぎてしまうのです。
あなたがもしテイクバックで腰の回転について、このような回り過ぎているのではないか?という悩みを持っているのなら、なおさらこの基本スタンスを試してみることで、解決の糸口が発見されるのではないしょうか。
正しいスタンスでバックスイングをしたとき、ベルトのバックルが垂直に置いた右足のつま先を指しているか
(ベルトでなくおへそのイメージでもいいかと思います)
きっちりではなく、ある程度でいいかと思います。
もし基本のスタンスではなく、先ほどのように右足が垂直ではなく、右外側に向いていたら、腰の回転はこのチェックポイントをはるかに越えてしまい、バックルはターゲット方向とほぼ正反対を向いているでしょう。
左足が正しくターゲットに向かって4分の1ほど向けてスタンスをとれば、体全体を無理なく使ってボールを叩きに行くことができるでしょう。
要するにボールに向かって体の各部をくまなくリリースさせることができるというわけです。
すべてのエネルギーが無駄なく、ボールに放出されていくスイングに近づくのでしょう。
たかが足の向き、されど足の向き これこそが最重要ポイントのひとつ
左足の位置、向きというような一見取るに足らないと思えるポイントに感じてしまいますが、良きにしろ悪しきにしろ、スイング全体に大きく影響を及ぼす事実は、ゴルフの本質的部分ではないでしょうか。
このようにベン・ホーガンも伝えているほど重要なポイントの一つなのです。
実際に練習をしてみて、あなたの体感で感じてみてください。
リアルに気づくことでしょう。
僕に関しては、このポイントを正しくセットするだけで、幾分スイングがスムーズに動くようになり、なにせテイクバック時の腰の過度な回転が改善されました。
腰の回転の限界値の制限が出来たことによって、切り返しのリズムが爆発的に良くなりました。
たったの足の向きの変化だけで、致命的なエラーに発展してしまうのです。
でもこの些細な足の向きを正しくセッティングしてあげるだけで、体全体の筋肉運動に正しい習慣を身に着けさせ、その正しい筋肉メモリーを養わせることで、スムーズなスイングへと変化させていくのではないでしょうか。
左足先をターゲットに向かって4分の1向ける
右足先はターゲットに向かって垂直に向ける
たったこれだけで本当に体の感覚が変わりますので、是非練習場でまずは試してみてください。
僕も早速この意識で練習してきました
テイクバックの安定性が増した感覚が生れました
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴルフスイングには様々な小さな要素が一つににまとまり、協同運動をしながらフィニッシュまで回転しています。
今回の両足の向きについては相当に重要なだけども、意外と見落としがちなポイントではないでしょうか。
僕もこの教えを知った時、練習場ですぐに気づきました。
そして自分のスイングの弱点(腰が回り過ぎる)までもが改善されるほど、大切なことだとも認識できました。
テイクバックで腰が回り過ぎちゃうんだよね~
腰ってどこまで回していいの?
インパクトからフォローにかけて窮屈でクラブが回しにくいよ~
ってあなたには非常に効果的な気づきが生まれるかもしれません。
右足垂直
左足4分の1外
これしたら腰の回転は、いい頃合いのところでしっかり限界値だと教えてくれます。
要は回り過ぎることが出来なくなるんです。
なので自分の回せるところまで回してみてください、きっとそこが最善のテイクバックのトップの位置になるはずです。
そしてインパクトからフォローまで、スムーズな切り返しから一気に回転できやすくなるでしょう。
是非まずは練習場で試してみてください。
これで劇的に何かが変わったら、是非コメントお待ちしております。
僕の中では超神回だと感じているほど、スイングに安定感が生れました♪
それではこのへんで!
今回はゴルフスイングでの両足の向きについて深堀りしてみました!
とっても大事なポイント!
こっから更なる高みを目指していきましょう!
素晴らしいゴルフライフを。
バイバイ!
僕のバイブル本と
素振りと言えばエリートグリップでしょ。
グリーンが一番軽くてレッドが重いです。