プロゴルファーって普段どんなことしてるの?
1年間で試合ってどれだけあるの?
オフシーズンのお仕事は?
などなど意外と知らないこと多いように感じるプロゴルファーの世界
そんなプロゴルファーのお仕事をのぞき込んでみましょう
ごきげんよう!ツアープロって華やかに見えて意外と大変って聞くけどどうなんだろう??
アマチュアゴルファーで治療家のかんです
子供の夢の1つにスポーツ選手はとても人気があります
そんな憧れのプロスポーツ選手の中で、プロゴルファーのお仕事について詳しくお話します
Table of Contents
ツアープロとティーチングプロの2種類ある
ツアープロ
ゴルフトーナメントに参加し、競技ゴルファーとして賞金やスポンサー料などを主な収入にしているプロ。
みんなが想像するプロはツアープロのほうだと思います
今回は主にツアープロのお仕事についてお話します
ティーチングプロ
ゴルフを教えることで収入にしているプロ。
ティーチングプロという呼び方は日本プロゴルフ協会の登録商標となっているため、この団体から資格を得たものにしか使えない名称になっています
レッスンプロと言われたりもします
ツアープロ資格
ツアープロの中にはアマチュア時代、学生時代にレギュラーツアートーナメントに出場し、優勝してプロ宣言をしてツアープロになっている選手もいます
優勝するなど好成績を収めるとプロテストが免除されて、そのままツアープロとして活躍できます
みんなプロテストを免除されています
宮里藍選手がアマチュアで優勝したことでこの制度が導入されたようです(2003年、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン)
トップツアープロたちに混じってツアーで活躍することができれば、一気にツアープロに駆け上がれる最短の道かもしれません
が
なれるのは至難の業です
過去を見てもこのルートでプロ宣言したのは上記の選手しかいません
この制度が導入されていない時代に、倉本昌弘プロがアマチュアで優勝しています
通常はプロテストを受験しなくてはならない
日本で唯一プロゴルファーの認定試験を実施している日本プロゴルフ協会(PGA)で資格を取得しなければなりません
1.書類審査
2.プレ予選(16歳以上)
3.一次プロテスト
4.二次プロテスト
5.最終プロテスト(50位タイまで入れば実技テスト合格)
6.新人戦に参加
7.入会セミナーを受講(面接・筆記試験一日、セミナー4日)
8.ツアープロ資格を取得
こんな流れでプロテストは行われいています
毎年男子で50名のツアープロが誕生します
合格するまでの費用が
プレ予選から最終プロテストまで合計およそ20万~60万かかります(審査基準よって費用が異なります)
プロテストに合格した場合
日本プロゴルフ協会への会員登録費用46万円と
毎年の年会費4万5千円がかかります
結構出費が大きいですね
受験人数はおよそ500人前後のプレイヤーが受験しています
女子の場合
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が実施しているプロテストに合格しなければなりません
条件:開催年度で満17歳以上であること
1.一次試験
2.二次試験
3。最終試験
上位20位タイ以上が合格
男子よりも人数的には狭き門と言えるでしょう
相当ハードル高そうです
受験費用はトータルで、20万円かかります
プロテストに合格した場合
日本女子プロゴルフ協会への入会金が60万ほどと
毎年の年会費が7万ほどかかります
こちらも男子より重い気がします...
受験人数ですが、2021年度は647名くらい受験しています
合格者は21名ですので、合格率3.3%です...
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本題!プロゴルファーのお仕事は?
晴れてプロゴルファーになることが、どれほど難関かということが分かったところで本題に入ります
ツアープロのお仕事は、当然レギュラーツアーで賞金を獲得することが主な収入源になります
オンシーズン
春先3月~12月初旬までで、男子は26試合、女子は38試合(2022年度)行われる予定となっています
1試合、木曜日から日曜日までの4日間で戦います
ですから、選手はコースの練習ラウンドを行う為、水曜日には会場入りして、コースの下見やチェックを行います
さらに、試合は毎週開催されることもあり、全国各地で行われますので、月~水はほぼ移動日に充てられることが多いです
オンシーズンはほぼほぼ全国各地を転々としながらトーナメントに臨んでいる状態と言えるでしょう
会場入りした選手の宿泊先は、だいたいホテルで過ごすことになります
試合が終われば、ホテルに戻り次の日に備えるといった具合でしょう
当然、個人事業主と変わりませんので宿泊代、交通費等の経費は自腹になります
大会へのエントリフィー(1万ほど)も必要になるので、1試合参加するのにかなりの経費がかかることも事実でしょう
1日の試合の流れ
選手ロッカーで支度をして、ストレッチやマッサージなどコンディションを整えます。
朝7時ごろからが一般的です
自分の順番が来るまでは、ドライビングレンジに移動し、調整します。
選手によってルーティーンは色々です、バンカー練習を入念に調整する選手もいます
基本的に男子は休憩がなくスループレーで進んでいきます
女子の場合は休憩があることが多いです
試合中は昼食をとらず、合間にフルーツや栄養補助食品などを摂取しています
だいたい4~5時間くらいで上がってきます
終了後、ドライビングレンジやパッティンググリーンにて練習・調整を行います
宿泊施設にもどります
オフシーズン
全競技日程が終わるとオフシーズンに入ります
選手によって過ごし方に違いはあるでしょうが、この時期に人気選手はテレビ出演、CM出演などメディアに引っ張りだこの選手もいるでしょう
一般の方にレッスンされる選手や、すぐさま来年度に向けて合宿をしたりと自主練に入る選手もいるでしょう
身体の改造に取り組んだり、スイング改造に徹底する選手もいるでしょう
オフシーズンは選手にとって唯一ゆっくり時間を過ごせる時期でもあるので、からだやココロを整える時間に充てている選手は多くいるのでないでしょうか
体が資本になりますので、プロゴルファーは常に体の状態と向き合っていなければなりません
収入源はいくつかある
プロゴルファーの収入源は主はレギュラーツアーで賞金を稼ぐことです
それ以外にも実は収入源はあります
- スポンサー契約
- メディア出演
- レッスン料
- 講演会等
といくつかの収入源もあります
もちろん知名度によってメディア出演などは変わってくるとは思います
有名選手になればかなり夢のある職業とも言えるでしょう
なにより好きなことを仕事にして生活しているところが最大の魅力ではないでしょうか
億万円プレーヤーも夢じゃない世界であることは間違いなさそうです
事実上引退がない
ツアープロは50歳を迎えると、今度はシニアツアーに参加ができるようになります
PGAシニアツアー
日本プロゴルフ協会 (PGA)が運営するシニアゴルフツアーの名称。PGA会員で満50歳以上のプロゴルファーが参加できる
2022年度は14試合行われる予定です
賞金総額は2000万~8000万まで大会によって用意されています
8000万の大会はレギュラーツアーに劣らず大きな大会ですね
とういことでツアープロは事実上引退がなく、ずっと活躍の場は用意されていると言えるでしょう
しかし体が資本の仕事なので、当然トレーニング等は欠かせないものになってきます
レディース
女子プロゴルファーのシニアツアーはJLPGAレジェンズツアーと呼ばれ、満45歳以上の選手が参加できます
6試合ほど行われております
賞金は2500万が最も大きい大会になっています
まとめ
今回はプロゴルファーの実際のお仕事の目線から知らない世界を覗いてみました
プロになるだけでも至難の業
プロになってからも至難の業
ということが少し理解できた気がします
が
そんな狭き門、難しきタイトルの中に本当の楽しさ、本当の夢を追う素晴らしさ、本当のカッコよさが詰まっていることを実感したことも事実です
これからプロを目指そうと考えているジュニアの子たちや、もちろん大人でもプロは目指せます
年齢制限はありません
是非まだまだ夢のあるゴルフの世界、目指してみるのも面白いかもしれません
お金はぶっちゃけかかりそうですが...
レギュラーシーズンに入ったことですし
今以上に至難の業をクリアーしてきたプロゴルファー達をリスペクトして、試合の応援をしてみるのも新たなココロになれるのではないでしょうか
それでは今回はプロゴルファーのお仕事についてのお話でした
良いゴルフライフを!
バイバイ!
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