いまいち自分と合っているのか、わかりにくいパター
初心者の方、ぶっちゃけ見た目の好みで好きに選んでよしです!
なぜならば、最初は自分に何が合うかわからないから!
打ち方も決まってない間は、まずは見た目から入っても良いかと思います
様々な顔があるのでパターは面白いです
そんなパターですが、出番の一番多いクラブでもあります
基本的な知識だけは押さえておこう!
![かん](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/02/image.png)
ごきげんよう! ピン→マレット→ネオマレット☚今ココ と渡り歩いています!アマチュアゴルファーで治療家のかんです
絶対に毎ホールで活躍しなければいけない言わば相棒を、種類別、性能別で良し悪しを解説します
Table of Contents
大きく3種類に分けられます
細かくいくとT型、L字型というタイプもあります
パターの歴史、原型はL字型から始まっています
![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/1660005415.jpg)
当時はwilson8802が人気のあったパターみたい
そこからピン型へ
ピンタイプ
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その名の通り、PING(ピン)社が最初に作ったのでこの形がピンと言われているんです
意外と知られていない?
当時ブレード型(L字型)が当たり前のように使われていた時代
カーステン・ソルハイムという元エンジニア(ゼネラル・エレクトリック社)の男が作ったのが始まりなんです
出来上がったパターの打球音がピーンといい音がしたので、ピンとしたそうです
その後、『アンサー』anserという名で1966年に発売
1967年に特許を所得しています
長く名器として多くのプロに愛されたパターです
有名な話ですが
名前のアンサー、英語表記でanserとしています
意味はパターの『答え』としてanserとしたそうですが
wが抜けていますよね
これは、単にパターに刻印する際、5文字しか入らず、渋々wを抜いたという面白い裏話があります
wを抜いても読み方はアンサーと変わらないことから、これにしたそうです
その後
他メーカーがアンサーを模倣して、次々と製品化し『アンサー型』(またはピン型)はパターヘッド型の主流モデルへと定着していきました
今でも抜群の人気を誇るピン型パター。
歴史あるこの型是非一度手に取ってみてもいいかもしれません
ではどんな方にマッチングしやすいのか見ていきます
ブレード型、トゥヒール型とも呼ばれる
トゥ側とヒール側を重くしている
トゥ側が重いことで繊細なタッチが出しやすい
アイアンと似た重心バランス
操作性が良い
フェース裏側を削っている
その構造上、芯を外してもヘッドがブレにくい仕様
他クラブと形状が似ているので構えやすい
緩やかなインサイドイン軌道で打てる
他のクラブに近いスイング軌道になるので扱いやすい
パターに重要視されるポイントは3つ。
- 距離感や打感などのフィーリング
- 狙ったところに打ち出すのに重要な構えやすさ
- ミスへの強さ
パターに求められるポイントを、平均的にクリアしているのがピン型(ブレード型)と言えるでしょう
万能タイプなので初心者の方におススメ
インサイドイン軌道(他のクラブと同じ軌道感覚)で打ちたい方
操作性を求める方
感覚派の方
なぜ初心者にいいのか?
ANSWER➡右も左もわからないのなら、いっそのこと好きに、思うがままに感覚で打ってみて! 以外にいい感じになるかもよ!?
ってなるくらい自由な操作性なのである意味面白いかと
型にとらわれず本能のまま打っていけます
マニュアル操作なので狂いやすい
感覚派なのでその日の感覚に左右されやすい
ピン型にも3パターンのシャフト形状がある
クランクネック
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/5197CkHOfIL._AC_SL1200_-282x1024.jpg)
右への押し出しを抑えたい方は向いています
シャフトよりも後ろにフェースがついている形
思っているよりわずかに遅れてインパクトをする感覚です
これによって右への押し出しを抑制できる
他のクラブと似た感覚で打つことができます
ヘッド軌道はインサイドインの動きを必要とします
センターネック
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左へのひっかけが出る方に向いています
シャフトの延長線上にフェースがあり、早いタイミングで球にヒットすることが特徴
左に転がるひっかけを抑えることができます
ストレート軌道で振りたい方に向いています
ベントネック
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/618ZoIuJ6AL._AC_SL1500_-280x1024.jpg)
クランクネックとセンターネックの中間に当たるモデル
重心の位置が低いのが特徴
フェースの下の部分で球をとらえる方に向いています
マレット型
フェース裏に重心を集中させたかまぼこ型のヘッドタイプです
低重心設計
慣性モーメントが働きやすく、直線的なイメージでストロークできる
重心深度が深いので、左右のブレが抑えられる
ピン型に比べ、ややフェースの開閉を抑えたストロークに合いやすい
ストローク中にフェース面が変わりにくい
ピン型よりも重心が低いので、振り子のようにパター任せで打てる感覚があります
インサイドインよりもやや直線的に打っていくパターです
肩でストロークするようなタイプの方
ヘッドをより直線的に動かしたい方
低重心を利用して振り子のように慣性モーメントを活かして打ちたい方
感覚派というよりかは、オートマチックな感じが好きな方
操作性がオートマチックなのでタッチを合わせるのがやや難しい
細かな感覚が活かしにくい
ストロークは安定したい(オートマチック)が、フェースの開閉はしたいという方は、L字マレットが合うかもしれません
L字型マレット
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L字型の操作性とマレット型のオートマチック性能を兼ね備えたタイプです
一般的なマレット型
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シャフトがヒール寄りに付いていますが、L字型よりは内側に付いています(ベントネック)
シャフト形状はピン型同様
クランクネック
センターネック
ベントネックタイプとあります
ネオマレット型
ヘッドが大きく重量があるため、完全にオートマチックなストロークで打ち出せます
マレット同様にヘッドが重く、重心距離も深い設計
フェースの開閉が少ない設計
真っすぐ引いてまっすぐ押し出すような打ち方に合う
手元の感覚というよりは、ヘッドの重さを利用して振り子のように打っていく感覚
低重心のため慣性モーメントを利用した打ち方に合う
マレット型に比べ、ヘッド形状がスクエア(長方形)に近いため方向性が出しやすい
他よりもヘッドが大きいのでミスに強い
(慣性モーメントが大きくなる為)
ヘッドが重いので距離が出しやすい
パターの中で一番ヘッドが大きい分、振り子の原理が働きやすく完全にオートマチック的な感覚になります
感覚で打ちたくない方
オートマチックな感覚で打っていきたい方
フェースの開閉をせず、真っすぐ引いて真っすぐ打っていきたい方
大きなミスを防ぎたい方
ヘッドが大きいので操作性が悪い
マレット型同様タッチが合わせにくい
細かな感覚が活かしにくい
ツーボールネオマレット
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/41VobseHa0S._AC_SL1080_.jpg)
ライン出しがし易いと、かなり一世を風靡したツーボールパター
世界中のトッププロが使用していたことで有名になりました
ネオマレット型
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ピン型とは全く異なる形状です、ヘッドは見た目も重そうです
シャフト形状はピン型同様
クランクネック
センターネック
ベントネックタイプとあります
長さを合わせる
基本的には自分の身長や構え方に合わせて選んでいきます
目安
両腕が三角形の構えのタイプ
- 160cm➡32インチ
- 170cm➡33インチ
- 180cm➡34インチ
両腕が5角形の構えのタイプ
- 160cm➡33インチ
- 170cm➡34インチ
- 180cm➡35インチ
最初は神経質になる必要はありませんが、ある程度目安として覚えておくと良いです
自分がしっくりくる長さがベストです
名器たち
ピン型の名器
スコッティ・キャメロン スペシャルセレクト ニューポート2 2020年モデル
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/516oyllrXUS._AC_SL1000_.jpg)
言わずと知れた”ザ・キャメロン”
タイガーウッズや松山英樹といったPGAツアーのトッププロが愛用するニューポート2は外せませんね
PING(ピン) ANSER 2 2021年モデル
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ピン型といえばアンサー(anser)ですね
オデッセイ ホワイトホット OG クランクシャフト
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オデッセイといえばホワイトホットOGです
マレット型の名器
オデッセイ ホワイトホットOG #5 ベントシャフト
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マレット型のホワイトホットは、石川遼プロが長く愛用していましたね
センターシャフトはこちら
L字型マレット
オデッセイ ホワイトアイス
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/41H4BpsBRgL._AC_.jpg)
L字型試したい方はこれおススメです!
ネオマレット型の名器
オデッセイ ホワイト ホット OG 2021年モデル
長きに渡り愛用されている2ボールタイプ
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/41VobseHa0S._AC_SL1080_-1.jpg)
ボールのライン出しのイメージが解りやすいのでロングヒットしているのでしょう
テーラーメイド スパイダーX
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![](https://karadakokoro.com/wp-content/uploads/2022/04/91GVwY5ppiL._AC_SL1500_-1024x929.jpg)
ネオマレットの代名詞といえばやはりスパイダーでしょう!
センターシャフトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか
初めのうちはパターの打ち方、構え方など固まっていないと思うので、名器と呼ばれる昔から愛され続けているパターを選んでおけば、ある意味一生使えます
今後パターももっと進化していくでしょう
昔から変わらず使われ続けるパターを、一度手にしてみてはいかがでしょうか
今回は意外と奥深いパターの世界を覗いてみました
毎ホール出番のあるパター。
是非より深く知ってみるのも面白いかと思います
それではこのへんで
バイバイ!
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